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三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

誰に供養をお願いする?

夕方、少し涼しくなったところを、
先日のお葬式のお礼に喪家の方がいらしゃいました。

本堂で対応致しますので、「お焼香をどうぞ」と勧めると
正座して丁寧にお参りされました。

お寺に法事・葬式などの用件があって来寺される方には
本尊様にお参りを勧めています。

お寺は本尊様あってのものでありますので、
まずご挨拶していただくのが当然です。

ところが、まれに「忙しいので」と言われ
お参りされない方がいます。

また、「お焼香の準備をしますので、しばらくお待ちください」
というと、「○○の用件で来たのですが」と
怪訝そうな顔をされる方もいらしゃいます。

実は大変失礼なことです。
お葬式も法事も本尊様にお願いするのです。
その本尊様の力によって導かれるのです。
住職などは長くとも五十年程度
お寺を管理しているに過ぎません。

住職をはじめとする僧侶などは本尊様の管理人であり、
代理人なのです。
お寺の主は本尊様です。
そのあたりをご理解いただきたいものです。

お盆に寺院墓地へお参りする方は、
ぜひお寺の本尊様にもお参りしてください。


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